お知らせ

令和5年度ニュークックチル勉強会(Web研修)を開催しました。

2023.06.29

 令和5年6月20日(火)に各施設の食事サービス部門の職員を対象に、ニュークックチル勉強会(Web研修)を開催しました。

研修の様子1(Web研修)

研修の様子2                    ※プライバシー保護のため一部画像を加工しています。

 当法人の障がい者福祉施設梓園(山形県米沢市)では、令和3年より当法人ではじめて「ニュークックチルシステム」を導入にしました。稼働して1年半が経過し、実際に業務を行っている職員より、ニュークックチルの現状について勉強会を行いました。

 もう一つのテーマとして、法人本部経営管理課長とプロジェクト担当者より、法人における食事サービス部門について説明しました。

※ニュークックチルとは、食事サービスに関するシステムの一つで、加熱調理した食品をチルド状態で盛り付けてから保存し、再加熱後そのまま利用者様へ提供する新調理システムです。大量調理を行う施設においては、このようなシステムを導入することで、従業者のシフト調整や、調理工程の効率化及び改善が期待できます。


※研修を受けて 一部抜粋

・3年前から検討して導入に至ったことや、導入してから利用者様の満足度を上げていくのに大変な努力があったのだと思いました。ニュークックチルに向く食材や向いてない食材もあるため、調理方法を工夫したり、サーブにしたりと参考になることばかりでもっと学びたいと思いました。(高齢者入所施設調理師)

・ニュークックチルに向いている食材、向いていない食材があることを初めて知りました。何度も検討し見極め調理していくことで、利用者の方へ美味しい食事を提供できるのだと思いました。(障がい者入所施設調理師)

・少ない人員で業務の縮小化が可能であるニュークックチルの導入は、より深刻な労働力不足が見込まれる将来に適した調理システムであることを学んだ。新しい調理システムであるため、実際の使用感や利用者の声など情報量も乏しい中、梓園が法人全体のパイオニアとなっ情報共有していただける貴重な機会であった。(障がい者入所施設管理栄養士)


 今回の研修では、勉強会だけではなく、食事サービス部門の職員同士の情報交換、情報共有の場にもなりました。当法人の福祉施設は県内で広く分散しており、一同に会する機会が作れない中、このような研修を企画することで、少しでもコミュニケーションを図ることができ、有意義な時間となりました。