お知らせ

令和3年度採用職員フォローアップ研修研修(Web研修)を開催しました。

2022.07.04

 令和4年6月21日(火)に令和3年度採用職員を対象に、フォローアップ研修(Web研修)を開催しました。

平間みゆき様

しらさぎ寮副寮長

受講生

 講師には、私たち事業団職員の先輩であるNPO法人アサーティブジャパン会員トレーナーの平間みゆき様をお招きし、「アサーティブなコミュニケーション講座~自他双方を尊重するコミュニケーション~」について、講義を行っていただきました。

 また、午後の部では、希望が丘しらさぎ寮副寮長を講師として、「2年目を迎えるみなさんに期待すること」をテーマに、研修を行いました。

目標設定の演習では、別の施設で活躍している同期とのコミュニケーションをすごく楽しそうに行っていました。コロナ禍でなかなか話す機会がなかったこともあり、このような交流の機会は、「学ぶ」ことのほかに、法人にとって大きな成果を得ることができたと感じています。2年目を迎えた職員の初々しさを残しながらも現場の一線で活躍する頼もしさを感じました。

受講した職員の中堅職員へ向けての目標を一部紹介します。

 


※中堅職員へ向けての目標 一部抜粋

・看護師となって今年で9年目となり、知識や技術も定着しつつあるが、今までは受身の姿勢で動いてしまう場面が多かった。先輩看護師の意見を待ったりすることもあったため、科学的根拠に基づいて自信をもって看護していきたい。「あなたがいてくれて良かった」と思っていただけるような看護師になりたい。(看護師/高齢者入所施設)

・受け身の姿勢での仕事だけでなく、周りをフォローするような存在になれるよう業務に取り組みたい。事務職が全うすべき業務はある程度決まっていることだが、それを問題なくこなすということは実は難しいということを痛感することが多い。採用1、2年目は自身の業務で精一杯だったが中堅職員となると周りからの見方も変わってくるため期待に応えられるよう努めていきたい。今後は他の職種とも積極的にコミュニケーションをとりながら、情報共有し、少しでもサポートできるよう頑張りたい。(事務職/障がい者福祉施設)

・様々な障害のある、通所・入所の利用者様一人一人の理解をさらに深め、根拠に基づいた支援を行っていき、今まで以上に責任感を持って仕事をしていきたい。頼まれた仕事はもちろん、頼まれた仕事だけではなく、自分からも積極的に仕事を探せるようにしたい。近年は新型コロナウイルス感染症で、できなくなっていた行事やイベントが多くあり、感染症対策が緩和されるにつれ、利用者様と共に楽しめる行事などが徐々にできるようになってくると思うので、どのように行っていたか先輩方の話も聞き参考にしつつ、新しいことにも挑戦し、施設及び法人を盛り上げていきたい。(援助員/障がい者入所施設)


当事業団では、今回の研修で学んだことを、日々の福祉サービスに活かし、利用者により充実した生活を送っていただけるよう努めていく所存です。
 結びに、この場をお借りして、研修講師をお引き受けいただいたNPO法人アサーティブジャパン会員トレーナーの平間みゆき様に、あらためて御礼申し上げます。

 

 


受講後3か月の振り返り ※令和4年10月11日更新

・以前より多職種連携を意識するようにしている。利用者の食事の姿勢で困っていたら作業療法士に姿勢についての助言をいただいたり、管理栄養士にスプーンや食器について相談し利用者が食事しやすいような食器を使っていただけるようにしている。また会議や話合い等の場面において自分の意見を伝えるとを意識している。自分の意見や考えを相手、特に上司や目上の方に伝えることは苦手だが伝えることで意見が活発に飛び交い、話合いを重ねることで利用者にとってより良いサービスが提供できると感じた。(高齢者福祉施設/援助員)

・受講後は、一日の振り返りをするよう心がけるようになった。うまくいかなかったと感じたことがあれば、できる限り具体的に状況を思い出し、どうすればよかったのか自分の中で整理するようにした。3年目を迎えた職員として、これがただの自己満足にならないように定期的に振り返り、自身の成長につなげていきたい。(障がい者福祉施設/事務職員)

・他の人のやり方を聞いて業務を行うことで、こんな時はこうしたら良い、うまくいく、などの支援・介助の幅が広がり、各状況に応じた対応策の引き出しが増えたと思う。(障がい者入所施設/援助員)

・同僚との業務上の会話で、自分の意見は後回しにしがちであったが、それは相手に対して誠実ではないと知り、自分の言葉で伝えるように意識するようになった。(高齢者福祉施設/看護師)