お知らせ

「施設サービスの調査及び検証」を実施しました。

2019.12.18

 令和元年7月19日及び令和元年11月5日の2日間にわたり、協同の杜JA研修所において事業団内施設に勤務するケアマネージャー及びサービス管理責任者を対象に「施設サービスの調査・検証」を下記のとおり実施しました。
 この事業は、サービス評価の視点を理解することで日常業務における施設経営及びサービスの向上に反映させるとともに、施設職員に対するOJTの視点にも活用していくことを目的としています。

【指導者】
 大正大学 人間学部 社会福祉学科 沖倉 智美 教授

【令和元年7月19日(第1回)】
 第1回目は、指導者より「施設内権利擁護と職場の活性化」をテーマに本事業の趣旨や施設職員のあり方をご説明いただきました。その後、事前に各施設ごと抽出した課題をグループ単位で共有・整理し、課題を解決するための改善計画及び具体的な改善方法を設定していきました。最後にそれぞれの改善計画について指導者より助言をいただきました。
 参加者から「自分の施設の現状を客観的に見直す良い機会となった。」「施設一体となって取り組んでいきたい。」等の感想がありました。

【令和元年11月5日(第2回)】
 第2回目は、第1回目で指導があった作成方法をもとに各施設において作成した計画を持ち寄り、実施しました。
 まず、持ち寄った計画をもとにグループで共有し、より多くの計画や具体的な実施方法を参考に自施設の計画を修正していきました。修正していく過程で指導者には各施設のテーブルを回っていただき、随時助言をいただきました。最後に「より実効性のある計画にするため、より多くの職員が計画作成に携わることが望ましい。」と指導者からお話がありました。
 参加者からは「現場で実際に取り組むところがスタートのため、より具体的な計画を作成していきたい。」「多職種で連携をとりながらバージョンアップしていきたい。」と感想がありました。